はじめに
嫌味を言われたとき、あなたはどう対応していますか?
「すみません」と謝ってしまったり、苦笑いで受け流したり、思わず言い返してしまったり…。
実は、その反応は相手の思うつぼになってしまうことがあります。
嫌味を言う人は、相手が傷ついたり、動揺したり、反論したりする反応を期待している場合があるからです。
さらに、こちらが感情的になると、
「そんなつもりで言ったわけじゃないのに。」
「考えすぎじゃない?」
「被害妄想が激しいね。」
などと、こちらが悪者のように扱われてしまうこともあります。
もし相手に悪意があるなら、真正面から戦う必要はありません。大切なのは、嫌味を受け取らず、相手の思惑を外すことです。
今回は、嫌味を無力化し、「この人には効かない」と思わせる大人の対処法をご紹介します。
嫌味とは
嫌味(いやみ)とは、相手を直接悪く言わず、遠回しな言葉や皮肉を使って不快な気持ちにさせる言動のことです。
嫌味を言う理由は人それぞれですが、次のような心理が背景にあることがあります。
- 嫉妬や劣等感がある
- 相手より優位に立ちたい
- ストレスのはけ口を探している
- 自分の不満を遠回しにぶつけている
- 本音をストレートに言えない
もちろん、本人は「嫌味を言っているつもりはない」というケースもあります。
だからこそ、必要以上に受け止めず、冷静に受け流すことが大切です。相手の言葉に振り回されるよりも、自分の心を守ることを優先しましょう。
目を見て5秒沈黙
♡相手の目を5秒見て、何事もなかったかのように行動してみてください。
相手の目を穏やかに見つめ、何も言わずに5秒ほど静かに待ちます。睨みつけるのではなく、「どうしましたか?」というような自然な表情でいることがポイントです。
最後に、軽くにっこりと笑顔を見せてその場を離れ、何事もなかったかのように自分のやるべきことを続けましょう。
嫌味を言う人は、相手が動揺したり反応したりすることを期待している場合があります。予想外に落ち着いた対応をされると、逆に自分が動揺したり、気まずさを感じることがあります。
余裕のある大人の対応は、相手を打ち負かすためではなく、自分の心を守るためのものです。感情に振り回されず、冷静さを保つことが、本当の強さにつながります。
『気にかけてくれて、ありがとうございます』と感謝する
♡笑顔で感謝をしてみてください。
相手が嫌味と思わず言っている場合、相手は『相手のためになった』と満足して終わります。
嫌味として言っている場合、感謝されてしまったら、『いや傷つけたいんだよ』とは言えないので、これ以上言っても意味がないと感じることもあります。
もし相手がそれでも嫌味を続けるなら、次の方法を試してみましょう。
『え?どうゆう意味ですか?』と無表情で感情を込めずに聞く
♡天然なふりをして、「え?どういう意味?」と無表情で聞いてみてください。
怒ったり、詰め寄ったりする必要はありません。
どう言う意味ですか?と聞かれて、『嫌味です』とは言えません。
意味を説明するよう求められると、相手は言葉に詰まったり、何も言えなくなることがあります。
『聞こえなかったので、もう一度言ってもらえますか?』とすっとぼける
♡本当に聞こえなかったふりをして、「もう一度言ってもらえますか?」素直に丁寧に聞いてみてください。
嫌味は、一度で相手を傷つけたいという意図で使われることがあります。
同じことをもう一度言うよう求められると、ためらったり、言い直せなくなったりする人も少なくありません。
『そうですよね、それがどうかしました?』と聞く
♡「そうですよね、それがどうかしましたか?」と相手の言葉を肯定してから、どうかしたのか聞いてみてください。
傷つけることを期待している場合、肯定されてしまうと、何も言えなくなります。
こちらが冷静に受け止めたうえで理由を尋ねると、嫌味を続けにくくなることがあります。
さいごに
嫌味は、相手が反応して初めて成立することがあります。
謝ったり、苦笑いでごまかしたり、怒って言い返したりすると、相手のペースに巻き込まれてしまうこともあります。
一方で、落ち着いて受け流し、受け取らなければ、相手は自分で処理しなければなくなります。
お釈迦さまには、このような教えが伝えられています。
「相手が贈り物を受け取らなければ、その贈り物は贈った人のもとへ戻る。」
嫌味も同じです。
わざわざ受け取る必要はありません。
穏やかに受け流し、相手にそっと返してあげるくらいの気持ちでいることが、自分の心を守る一番の方法ではないでしょうか。
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