【社会保険と税金と扶養控除】結局いくらまで働く?

お金

はじめに

税金の壁、社会保障の壁、扶養の壁、いろいろな壁があって大変ですよね。
なぜこんなにも複雑なのか...
2025年にまた改正がありました。
学生は150万になった?所得税の発生金額が変わった?
結果、どのくらい働いて良いものか???一覧表にまとめてみました。

いろいろな壁の一覧表

扶養はいくらまで控除が引けるのか、いくらまで所得税がかからないのか、いくらまで住民税がかからないのか、いくらまで扶養に入れるのか...
配偶者の場合・配偶者以外の親族扶養の場合・年金者扶養の場合・フリーランス扶養の場合を、一覧表にしてみました。

✅配偶者の場合
配偶者控除は、160万まで、201.6万までは減額で控除あり
配偶者の所得税は、160万以上で発生
配偶者の住民税は、110万以上で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、130万以上(職場によりそれ以前に社会保険加入で扶養外れあり)

✅親族扶養(16〜18歳)の場合
扶養控除は、123万まで
親族の所得税は、160万以上で発生
親族の住民税は、110万以上で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、130万以上(職場によりそれ以前に社会保険加入で扶養外れあり)

✅親族扶養(19〜22歳)の場合
扶養控除は、150万まで、188万までは減額で控除あり
親族の所得税は、160万以上で発生
親族の住民税は、110万以上で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、150万以上(職場によりそれ以前に社会保険加入で扶養外れあり)
※20歳以上は年金加入(免除・猶予制度あり)

✅親族扶養(23歳〜)の場合
扶養控除は、123万まで
親族の所得税は、160万以上で発生
親族の住民税は、110万以上で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、130万以上(職場によりそれ以前に社会保険加入で扶養外れあり)
※20歳以上は年金加入(免除・猶予制度あり)

✅年金者扶養の場合
配偶者扶養控除は、158万まで(70歳以上168万)
243万までは減額で控除あり
扶養控除は、158万まで(70歳以上168万)
年金者の所得税は、205万以上で発生
年金者の住民税は、155万以上で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、180万以上(60歳以上)

✅フリーランスの扶養の場合
配偶者扶養控除は、収入ー経費=95万まで、133万までは減額で控除あり
扶養控除は、収入ー経費=58万まで
19〜22歳の扶養控除は、収入ー経費=85万まで、123万までは減額で控除あり
フリーランスの所得税は、収入ー経費=95万で発生
フリーランスの住民税は、収入ー経費=45万で発生(市町村により誤差あり)
扶養が外れるのは、収入ー経費=95万以上
※20歳以上は年金加入(免除・猶予制度あり)

さいごに

いかがでしたか?
いろいろな壁があり覚えるのは大変ですが、上手に利用していきたいですね。

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