はじめに
知識を少しだけ入れたい、FP資格を目指してみたいという方の入り口になれば幸いです。
金融庁では、簡単にできるシュミレーションも出してくれています。
資産形成、借金管理、家計管理、ライフプランが簡単に計算できちゃいます。
遊び感覚でやってみてください。
↓↓↓
簡単シュミレーター【金融庁】
資産計算
資産状況を把握し、将来の目標達成を支援するために行う資産の計算や分析のことです。
現在の資産状況の把握・将来の収入予測・支出の見込み・資産運用の計画などが含まれます。
資産計算は、6つの係数があります。
計算したいものをこの中の係数から選び、掛けることで算出されます。
- 終価係数:一括で福利運用した時に、最終的にいくらになるのか
- 原価係数:一括で福利運用して一定の金額を貯めるために、今いくらあれば良いか
- 年金終価係数:毎年福利運用した時、最終的にいくらになるのか
- 減債基金係数:福利運用しながら一定の額を貯めるために、毎年いくらあれば良いか
- 資本回収係数:福利運用しながら一定の期間取り崩す時、いくらづつ受け取れるか
- 年金原価係数:毎年一定の額を受け取るために、今いくらあれば良いか

年利1%の時の係数表【FP試験問題参照】
【ヒント】
係数早見表で計算しますが、いちいち名前覚えられない。また、緊張で係数を間違ってしまう。
そんな時は、問題文からおよその金額を考え、その金額より大きいか小さいかを考え、かける数値を見つける。
【例題】
15年間積立貯蓄をして300万用意したいと考えている。年利1%で福利運用した場合、毎年必要な積立額は?
→減債基金係数で求めるのが答えだが、忘れてしまった💦
✅15年かけて300万用意すると言うことから、複利運用を考えると
300万÷15=20万→より少なくてよい。
20万÷300万=0.06666→より少ないのは、減債基金係数の0.062
よって、300万×0.062=186,000円
個人バランスシート
現時点での資産と負債の状況を確認するシートです。
企業の貸借対照表を個人向けにアレンジしたもので、家計の財政状態を把握し、貯蓄計画や資産運用の方針を立てるのに役立ちます。

【ヒント】
資産合計と負債・純資産合計は同額です。時価で計算します。
・資産=財産すべて
・負債=マイナス財産(借金)
・純資産=プラス財産
FP試験の問題では穴埋めとなりますが、どこに穴が空いていても
資産(A)=負債(B)+純資産(C) になります。
ライフイベント表
ライフイベント表とは、人生における主要な出来事(結婚、出産、マイホーム購入、子どもの進学など)を時系列でまとめた表のことです。この表は、将来の家計の収支を予測し、資金計画を立てる上で役立ちます。

【FP試験問題参照】
【ヒント】
収入合計・支出合計・年間収支は上下を計算すれば算出されます。
変動率が書いてあるものは、前年度残に変動率をかけて、次年度分を算出します。
【例題】
アとイを求めよ。(小数点以下は四捨五入)
アは給与収入の変動率が1%のため
基準年の362×1.01(1年目)×1.01(2年目)×1.01(3年目)=372.96...
=373
イは金融資産残高の変動率が1%のため
1年目の556×0.01=561.56
2年目の収入合計795-支出合計640=年間収支155
561.56+115=716.56
=717
さいごに
いかがでしたか?
FPの勉強だと、細かい指数など頭が痛くなりますね。
金融庁が出しているシュミレーターで簡単に家計のバランスを計算できますので、ぜひ試してみてください。
簡単シュミレーター【金融庁】
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