【許す】ことの大切さ

思考

はじめに

人生の中で、相手も自分も『許す』ことが大切です。
人生は意外と短い。
『許す』ことで、自分自身の心も身体も健康にすることができるのです。

相手を許す

世の中のニュースの中には、とても憤りを覚え、怒りが込み上げることもあります。
そんなことをしたら、大変なことになる。
自身の身内にそんなことが起こったら、それ以上に苦しめたいと思うこともあるのではないでしょうか。

『相手を許す』なんて綺麗ごとと思うかもしれません。
でもいつまでも許さなかったとして、長く傷つくのは自分自身です。
『復讐』をしてもその事実は変わることはありません。
『不平不満』を言っていても変わる訳がありません。
相手を変えることは、とても難しいのです。

神様にとっては、私たちはただ生かされているだけという説。
『復讐』は神様がしてくれるので大丈夫です。
因果応報という言葉を聞いたことありませんか?
良くも悪くも、自分のしたことは、自分に必ず返ってくる。
その人が今幸せそうにしていても、次の世(あの世かもしれないし生まれ変わるかもしれない)で返ってくる。
また子の代、孫の代に必ずツケが回ってくるのです。
ちょっとスピリチュアルになってしまいましたが...

だからこそ自分自身のために、相手にも何かしらの事情やしがらみがあったのだろうと『相手を許し』自分の気持ちを解放してあげる。

では、何もせずにただ『相手を許す』ことしかできないのか。
その出来事によって、自分に何ができるかです。

例えば、飲酒事故の被害者家族が、飲酒事故をなくすために呼びかけをしています。
すごい強い人だな、私だったら辛くて責めることしかできないのではないかと思います。
同じ苦しみを、いやそれ以上の苦しみをと思ってしまいます。
想像しきれないほどの辛さの中、本当に尊敬します。
そしてとても意味のあることだし、必ず私達に伝わります。
国の政策に関しては、声を上げることも大事ですし、選挙に行くことも大事です。

ただ『怒り』を露わにするのではなく、自分にできる範囲のことを考え、行動することが大切なのではないでしょうか。
あとは神様が罰してくれるのです。

自分を許す

自分に厳しい人多くないですか?
勿論、向上心があることはとても良いことです。
ただ『辛くなった時』自分を許して解放してあげることが大切です。

自殺者も多いですね。
なぜ自殺するのでしょうか。
『生きている意味がない』『生きているのが辛い』『しんどい』『楽しいことがない』『未来に希望がない』

神様にとっては、私たちはただ生かされているだけという説。
もっと楽に生きていけたら良いのですが、この世界では辛いことも多いでしょう。

では、なぜ辛いのか。
日本ではなぜか「謙虚」「努力」「我慢」が美徳とされやすく、自然と自己批判的になります。
子どもの頃から「もっと頑張りなさい」「失敗してはいけない」と言われ続けると、無意識に「自分には厳しくすべき」刷り込まれてしまいます。

「批判されないように」「認められるように」「こうならなければならない」「こんな私恥ずかしい」「こんなことをしてしまってもうおしまいだ」「私なんていなくて良いのでは」

理想、高過ぎませんか?
ただ生かされているだけなら、もっと楽しく過ごしたいですよね。
完璧な人間はいないし、失敗は必ずあります。理不尽なこともたくさんありますね。

自分を許すことができると、後悔や罪悪感が減り、気持ちが楽になります。
自分を責め続ける代わりに「そんなものだ」と受け入れられるようになると、自尊心が回復します。
失敗や挫折から立ち直ると、次に挑戦しやすくなります。
自分に優しくなると他人にも優しくなれるので、人間関係もみるみる良くなります。

また日本は、医療制度も充実しており、自己破産制度、自立支援施設、生活保護など福祉もしっかりしています。
それだけでも幸せな国に生まれた特権です。

『自分を許し』、楽に生きてみる。
常識に囚われるのではなく、周りを気にすることなく、行きたい場所へ行って、美味しいものを食べて、好きなことをしてみる。
次にやりたいことが自然と出てくるのではないでしょうか。

さいごに

人生の中で、相手も自分も『許す』ことが大切です。
『許す』ことで、心も身体も健康にすることが出来ます。

長いようで、短い人生、いつどこでどうなるかもわかりません。
何かにこだわり過ぎて自分を縛りつけるより、『許す』ことで、幸せな人生に変えていけると良いですね。

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